今日もははこ日和
2018.05.30 コラム
アナザーヒストリー

ははこ岡本です。

 

ブログを書くことが苦手で、スタッフにお任せして、

できるだけ避けているのですが、

そろそろ書かなきゃな〜っことで、書きます‼

 

 

普段あまりドラマを見ないのですが、

フジテレビのドラマ「いつまでも白い羽」を見ていました。

(5/27 最終回でした。)

 

看護学校を舞台に描くヒロインの成長、挫折、夢、恋、友情の物語。

30年以上前の、自分の看護学生の頃のことを懐かしく思い出しながら見ていて。

その頃の話しを書いてみようかと。

 

…誰が興味あんねん!
(ヤナギブソン風にツッコミお願いします!笑)

 

 

私はとにかく小さい時から世話好きなお節介な子どもでした。

 

毎日野良犬野良猫の世話をし、

近所の小さい子どもたちの世話をし(昭和の良き時代の話しです)、

同居していた足の悪い祖母の世話と歩行訓練を毎日熱心にし、

祖母から煙たがれるという始末。

 

とにかく、人のために何かをしたいという

「善意の押し売り」のような子どもでした。

 

 

そして、私が中学1年生の時、祖母が入院。
その時に運命の出会いが。

 

祖母のお世話をしてくれる看護婦さん。
白衣に身を包み、優しい笑顔とシュッとした立ち姿。
患者さんのお世話をしてとても喜んでもらえる。
なんて素敵なお仕事なんだろう!
白衣の天使!
私もなりたい‼
この時、看護婦さんになると決意したのです。

 

 

決めたら、即行動!

両親からほっとかれる自立心旺盛な「次女で真ん中っ子」の本領発揮!

そこからは、どうすれば看護婦さんになれるのか、

一番早く確実に看護婦さんになるにはどうすればいいか、

自分で調べ自分で全て決めました。

 

 

高校から看護婦さんの勉強ができる衛生看護科の高校を見つけ入学。

高校の勉強と看護の勉強と実習で、忙しい3年間でしたが、

15才で同じ夢を持って集まった女子同志、

楽しく充実した3年間を過ごしました。

 

そして高校卒業と同時に准看護婦免許を取得。

すぐ正看護婦の専門学校へ。

 

そこで再び運命の出会いが。
産科実習で助産婦さんに出会うのです。

 

優しい笑顔と、全てを委ねられる抱擁力と安心感。
その反面テキパキとした行動力と医師とも対等にやり合う姿がカッコいい〜!
私もなりたい!
助産婦さんになる‼

 

正看護婦免許取得後、助産婦学校に入学。
うちの助産婦学校は、全寮制で門限も厳しく、寮の塀が高く

1年間ほとんど塀の外に出ることがないので

「鑑別所」と言われているような学校でした。

 

助産師は、この手に母子ふたりの命を託されるわけですから、

簡単になれるわけではなく、大変なのは当然です。

 

が、しかし、人生で一番死ぬほど辛く悪夢のような一年でした。
(助産師ならみんなうなづくはず!)

今でも思い出したくない。
あの駅周辺には行きたくないと思うほど。

 

そんな不眠不休の毎日で、入院するクラスメイトも続出するなか、

どうやら強靭な心身を持つ私は皆勤賞をいただき卒業。

そしてそしてようやく、念願の助産師になりました。

 

 

それから早28年。

あの時に憧れた看護婦さんや助産婦さんのようになれているかどうかはわからないけど、

子どもの時と同じ、世話好きなお節介おばさん。そこは変わらないところ。

ただ、「善意の押し売り」には気をつけよう。

 

 

今度は、助産師になってから現在に至るまでの、成長、挫折、夢、恋、友情の物語を…

 

つづきは、6/8おしゃべりcafeで。

 

 

誰が興味あんねん!笑笑